VYONDの新AI機能で研修・広告動画が5分で完成。従来3万円の外注費がゼロになり、案件利益率が2倍に。動画制作未経験でもプロンプト入力だけで高品質ビジネス動画を量産する具体的な手順と、収益化の実践例を解説します。
動画案件を1本受注したとき、あなたは外注先を探すだろうか。それとも自分で作れるだろうか。3万円の外注費が消える世界が、2025年1月に始まっている。
ビジネス動画制作ツール「VYOND」に、2つのAI動画生成モデルが追加されました。これにより、テキストプロンプトを入力するだけで、研修動画や商品説明動画が約5分で完成します。
この記事では、新機能の具体的な使い方と、動画案件の利益率を従来の2倍にする方法を解説します。
VYONDの新AI機能が変えた動画制作の常識
2025年1月9日、VYONDは「AIビデオジェネレーター」と「AIシーンジェネレーター」という2つの新機能をリリースしました。
従来のVYONDは、キャラクターやシーンを1つ1つ手動で配置する必要がありました。慣れていても1本の動画に30分〜1時間はかかります。未経験者なら数時間かかることも珍しくありません。
新機能では、テキストで指示を出すだけで、動画の構成・キャラクター・アニメーション・ナレーションまで自動生成されます。
具体的には以下の2つの機能があります。
AIビデオジェネレーター:動画を丸ごと自動生成
作りたい動画の内容をテキストで入力すると、複数のシーンで構成された完全な動画が生成されます。例えば「新入社員向けのビジネスマナー研修動画」と入力すれば、挨拶・名刺交換・電話対応などのシーンが自動で組み立てられます。
生成された動画は、そのまま使うこともできますし、後から編集することも可能です。
AIシーンジェネレーター:部分的にシーンを追加
既存の動画に新しいシーンを追加したいときに使います。「商品の特徴を説明するシーンを追加」といった指示で、1シーンだけを生成できます。
これにより、テンプレートをベースにしながら、必要な部分だけをAIで補完する使い方ができます。
ポイント
プロンプト入力から動画生成まで約5分。従来30分〜1時間かかっていた作業が、10分の1以下の時間で完了します。
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利益率が2倍になる仕組みを数字で見る

動画案件の利益率が上がる理由は、外注費と制作時間の削減です。具体的な数字で見ていきます。
従来の動画案件の収支
- 案件単価:5万円(企業研修動画1本)
- 外注費:3万円(動画制作を外注)
- 自分の作業時間:2時間(ヒアリング・ディレクション・納品)
- 利益:2万円
- 利益率:40%
VYOND新AI機能を使った場合
- 案件単価:5万円(同じ案件)
- 外注費:0円(自分で制作)
- 自分の作業時間:2.5時間(ヒアリング30分 + AI制作5分 + 編集・調整1時間 + 納品)
- VYONDサブスク:年間18万円(月額約1.5万円)
- 利益:5万円 - 1.5万円(月額換算) = 3.5万円(月3件以上受注なら実質5万円に近づく)
- 利益率:70〜100%
月に3〜5件の動画案件を受注できれば、VYONDのサブスク費用は回収できます。それ以降は、外注費ゼロで案件単価の大部分が利益になります。
さらに、制作時間が短縮されたことで、同じ時間でより多くの案件を受けられるようになります。週末副業で月2件しか受けられなかった人が、月5件受けられるようになれば、収益は2.5倍です。
利益率の向上は「外注費の削減」と「案件数の増加」の2つから生まれます。VYONDのAI機能は両方に効きます。
どんな動画案件で使えるのか
VYONDのAI機能が特に効果を発揮するのは、以下のような案件です。
- 企業の社内研修動画(ビジネスマナー・コンプライアンス・業務手順)
- 商品・サービスの説明動画(SaaS・アプリ・BtoB商材)
- 採用動画・会社紹介動画
- YouTube用の解説動画(ビジネス系チャンネル)
- 広告用のショート動画(SNS広告・LP埋め込み)
逆に、実写の映像が必要な案件や、高度なアニメーション表現が求められる案件には向きません。VYONDはビジネス向けのアニメーション動画に特化したツールです。
クラウドソーシングサイト(ランサーズ・クラウドワークス)で「研修動画」「説明動画」と検索すると、1本3万〜10万円の案件が常時募集されています。VYONDのスタイルに合う案件は多数あります。
実際の使い方:5分で動画を作る手順

VYONDのAI機能を使った動画制作の流れを、具体的に説明します。
step
1VYONDにログインし、「AIビデオジェネレーター」を選択
ダッシュボードから新規作成を選び、「Generate with AI」のボタンをクリックします。
step
2プロンプトを入力
作りたい動画の内容をテキストで入力します。例:「新入社員向けの電話対応マナー研修動画。基本的な受け答え、メモの取り方、取り次ぎ方法の3つのポイントを解説」
日本語でも入力できますが、英語のほうが精度が高い場合があります。
step
3スタイルと長さを選択
VYONDには3つのアニメーションスタイル(ビジネスフレンドリー・ホワイトボードアニメーション・コンテンポラリー)があります。案件の雰囲気に合わせて選びます。
動画の長さ(30秒・1分・2分など)も指定できます。
step
4生成ボタンを押して待つ
数分で動画が生成されます。生成された動画はプレビューで確認できます。
step
5必要に応じて編集
生成された動画をそのまま使っても良いですが、細かい調整をしたい場合は、通常のVYOND編集画面で修正できます。キャラクターの表情、セリフ、BGMなどを変更可能です。
step
6エクスポートして納品
MP4形式でダウンロードし、クライアントに納品します。
慣れれば、プロンプト入力から完成まで5〜10分で終わります。編集を加えても30分以内で納品レベルに仕上がります。
収益化の具体的な道筋

VYONDを使って動画案件で稼ぐまでの流れを整理します。
ステップ1:VYONDのサブスクに登録
VYONDは月額プランと年額プランがあります。年額プランのほうが約20%安くなります。14日間の無料トライアルがあるため、まずは試してから判断できます。
料金はプランによって異なりますが、年額で約18万円〜が目安です(為替や時期で変動)。
ステップ2:サンプル動画を3本作る
案件を受注する前に、ポートフォリオ用のサンプルを作ります。以下のような内容がおすすめです。
- ビジネスマナー研修のサンプル(30秒〜1分)
- SaaS商品の説明動画サンプル(1分)
- 採用動画のサンプル(1分)
これらをYouTubeやポートフォリオサイトに掲載します。
ステップ3:案件に応募する
クラウドソーシングサイトで「動画制作」「研修動画」「説明動画」のキーワードで検索し、応募します。提案文にはサンプル動画のリンクを必ず含めます。
最初は単価が低い案件(1〜3万円)から始めて、実績を積みます。実績が5件を超えたら、5万円以上の案件に応募できるようになります。
ステップ4:継続受注とリピーター獲得
1度納品したクライアントに、次回以降の割引や、複数本まとめての受注を提案します。研修動画は複数本セットで発注されることが多いため、リピート率が高い案件です。
月3〜5件のリピート案件を確保できれば、月15〜25万円の副収入が安定します。
注意
収益は案件単価・受注数・継続率によって大きく変わります。最初の1〜2ヶ月は実績作りの期間と考え、低単価でも納品スピードと品質を優先してください。
こんな人に向いている
VYONDのAI機能を使った動画案件は、以下のような人に特に向いています。
- 動画編集の経験はないが、テキストでの指示や編集なら抵抗がない人
- クラウドソーシングで既に案件を受注した経験がある人
- 週末や平日夜に2〜3時間の作業時間を確保できる人
- 初期投資として年間18万円程度を回収できる見込みがある人(月3件以上の受注が目標)
動画制作の技術がなくても、ビジネス文書を書ける程度の文章力があれば、プロンプトで指示を出せます。むしろ、クライアントの要望をヒアリングして整理するスキルのほうが重要です。
使う前に知っておくべきこと
VYONDのAI機能には、以下の注意点があります。
- 日本語の精度はまだ発展途上:プロンプトは英語で入力したほうが、意図通りの動画が生成されやすいです。DeepLなどの翻訳ツールを併用すれば問題ありません。
- 完全自動ではない:生成された動画をそのまま納品できるケースは少なく、クライアントの要望に合わせて編集が必要です。編集時間は30分〜1時間を見込んでください。
- サブスク費用の回収が前提:月に2〜3件以上の案件を継続受注できなければ、サブスク費用が赤字になります。最初の2ヶ月で案件獲得の感触を掴めなければ、別の方法を検討したほうが良いです。
- アニメーションスタイルに好みが分かれる:VYONDのアニメーションは、ビジネス向けのシンプルなスタイルです。実写風やリッチなアニメーションを求めるクライアントには向きません。
また、VYONDは海外ツールのため、サポートは基本的に英語です。日本語の情報はコミュニティやブログ記事を参照する必要があります。
今すぐ始める最初の一歩
VYONDの14日間無料トライアルに登録し、AI機能で1本サンプル動画を作ってみてください。「ビジネスマナー研修」「商品説明」など、シンプルなテーマで構いません。
5分で動画が完成する感覚を体験すれば、この機能が本当に使えるかどうか、自分で判断できます。無料期間中に3本サンプルを作り、ポートフォリオを整えてから、本格的に案件応募を始めるのが確実です。
動画案件の市場は拡大を続けています。外注費をゼロにできるツールを手に入れた今、動き出すかどうかで、半年後の収入は変わります。